データベース言語を履修しても

実際に筆者が体験し経験してきたこと、失敗したこと、解決したことをまとめました。

ファイルメーカーが広がらないわけ

ちょっとした業務やシステムとなるデータベースソフトも、ファイルメーカーで作ったなら、素早く修正も簡単にできて完成度が高いアプリができます。JavaScriptやBVに小慣れたエンジニアたち数名が3ヶ月かかって出来上がるアプリも、一人のファイルメーカープログラマの手にかかると、1ヶ月かからないということはザラにあります。
大手メーカーは、そのことをよく熟知しているので、できるだけファイルメーカーが入ってこないよう施策を組みます。典型的なのは、官庁のサーバーや病院内のサーバーとデータベースです。
彼らは、どんな理由があっても、自社が導入したDBにリンクしたり呼び出したりしてはならない、という防波堤を作ります。理由は、エラーを起こした時に、対応できない、という排他的ないじめ方法を持っているからです。結果、ファイルメーカー禁止になります。同じ理由で4DthもWebObjectsも門前払いにされます。
つまり、ファイルメーカーをツールとして、開発する場合は、いたるところ敵だらけであることを覚悟しなくてはなりません。
幹線業務や将来絶対に金になるデータベースは、大手が賄賂を使ったり、高額な機械の代金に潜り込ませて、他社が入ってこれないよう締め出してしまった結果が今だということを覚悟してください。
このことが打開され、ファイルメーカー・プログラマにも仕事が流れるためには、もう少し日本全体のiT技能が向上しなくてはなりません。

金もないのにシステムを依頼する企業には気をつけろ

以上の利用から、ファイルメーカーの仕事は、自治体や大手から流れてくることはないと覚悟しましょう。システム案件の大半は、中小企業からの依頼になります。特に地方の中小企業は、金がありません。金がないので、iT化して業務を効率よくできないものかと考えるものです。
iT化すると業務のミスが無くなります。請求納品書は、数分でできます。同時に、経理担当の方々の仕事が、ほとんどなくなってしまします。頑張れば、決算書の作成までできるので、月2万円払う税理士への手数料は、不要になります。
中小企業で働いている経理担当は、長く勤めていることが多いので、経理担当からの抵抗がものすごくあることを覚悟したほうがいい。経理担当の抵抗勢力は、時には会社の秘密を握っていることが多く、経営者も経理担当に「来月からの残業代が0になる。」ことを告げることができません。
会社内の秘密は、経理ばかりでなく税理士も事情をよく存じ上げていることが多く、税理士が導入している経理ソフトの支払いと利益を守るために、あの手この手で抵抗します。
さらなる抵抗は、その会社と取引をしている大手や機械リースの会社からも行われることがあります。
iT化していない会社は、この先間違いなく倒産します。
倒産しないためにiT化するのです。iT化することで残業代が減らされる恐怖が、強い抵抗を作り出します。地方にプログラマが育たないのには、それなりの理由があります。

契約・法律・弁護士

せっかく作って完成まじかになっても、途中で中止される経験があります。そのような場合は、弁護士に頼んだり、自分で裁判所に訴えたりしましたが、仕方がないで片付くような精神状態ではいられなくなります。そのような悔しい経験をみなさんにしないために、このページを作りました。
対策1.天下りで役員が構成されている会社、組織、企業には距離をとる。巻き込まれない。
対策2.予算会議やシステム会議に参加させてもらえず、ここまでできるように、というカートリッジ型の仕事をする人のもので仕事はしない。
対策3.毎月いくらか支払ってでも、顧問弁護士契約はしておく。
対策4.印紙を貼った契約書を交わしてから、システムを作る。金額が大きい時は、着手金として契約金の半分を支払ってもらったのを確認してから始める。
対策5.システムの確認、途中の確認は、メールを使ってドキュメントを残す。
対策6.納品したカスタムAppが他に転売できないよう契約書の他に、プログラムの中に忍ばせておく。
対策7.ヤバイと感じることがあったら、即刻顧問弁護士と相談しておく。ドキュメントの取り方などの指示を聞く。
対策8.ゼロから作る仕事には絶対に近寄らない。
この他にも、作っているところ、作っている最中のファイルメーカーの画面は、依頼者に見せない。遊びながら作っているとか、簡単に作っていると思われるため、契約した値段より下げようとしてくる、など多々あります。